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2018年6月15日 (金)

精霊たちーはがき大ペン画作品925

ことばの物語いかすー活生

活人刀と殺人剣
もとは禅の無門関碧巌録にある公案であります。
活人刀は正義の剣でありますね。ただ、あやまった正義感は大量殺人をまねき、また大義名分ともされかねません。
凶器を持つ人の心が問われますね。いかなる手段をもってしても、敵を殺す技術の探求剣術から、精神を重視する剣道への昇華であります。
上泉信綱が弟子の九目蔵人佐に与えた印可でもあります。
上泉信綱は上泉伊勢守信綱という上泉城主で、剣聖といわれ、
新陰流の大成者と言われます。
柳生宗矩の兵法家伝書の中の一節
一人の悪に依りて万人苦しむことあり。しかるに一人の悪を
ころして万人をいかす。是誠に人をころす刀はひとをいかす
つるぎになるべきや
剣禅一致
沢庵和尚の不動智神妙録にあることばで、剣の究極の境地は
禅の無念無想の境地に同じであることをいいます。

活ーいきるいかすカツ
字の成り立ちは?水に舌固い誓いを破るで、水がせきをきって
ほしいままに流れる。転じていきるの意味。
活眼(かつがん)
真意、真相などを見抜く眼力。深く理解し正しく認識する心の働き。
活殺自在(かっさつじざい)
自分の思い通りに扱うさま。活かすも殺すもおもいのまま。
活脱(かつだつ)
非常によく似ていること。(脱は本物からぬけだしたようなという意味)
活仏(かつぶつ)
生き仏。情け深い人。高徳の僧などの敬称。
活剥生呑(かつばくせいどん)
生きたまま皮を剥ぎ丸呑みにする。なんとむごいことをとするのかと思いますが、意味は他人の詩文などを盗用する。他人の言葉や考えをうのみにするということであります。

生ーいきるセイショウ
日本での読み方は大変多くあります。
いきるいかすいけるうまれるうむおうはえるはやすきなま
字の成り立ちは草木が地上に生じて来たさまの象形。
生きるとは雑草魂でありますね。
生死流転(しょうじるてん)
生まれかわり死にかわりを繰り返しながら、迷妄の世界を際限なく
さまよい続ける。仏教からで六道(地獄餓鬼畜生修羅人間天)
を巡り続けること。迷妄の世界を輪廻の世界といいますと。
生年百年に満たざるに、千歳の憂いを懐く
よけいなことまで心配するのは、愚かであるということ。
生は難く死は易し
苦しさに耐えて生きることは難しく、苦しさから逃れるために死を選ぶ
ことは簡単であるということ。
生は寄なり、死は帰なり
生きているということは仮にこの世に身を寄せているにすぎず、死ぬ
ことは本来いるべきところに帰ることであると。
果たして、生まれる前に私はどこにいたのだろうか。
帰りなんいざと、潔くありたいものでありますが。
今日一日幸運でありますように

誤字脱字ご容赦ください。

勉強の主な参考書
漢字源(学研)漢語林(大修館書店)成語林(bunsha)
新明解語源辞典(三省堂)ことわざ辞典()
字訓白川静著(平凡社)
暮らしのなかの仏教語小辞典(ちくま学芸文庫)
教辞典(誠信書房)
暮らしのことば語源辞典(講談社)
講談社現代新書ー漢字の字源漢字の知恵
漢字の用法ー角川小事典武部良明著
動物シンボル事典ー大修館書店/ジャンポールクレベール
英米故事伝説辞典ー冨山書房
中国の故事と名言500選(平凡社/駒田信二常石茂編
新明解四字熟語辞典三省堂

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