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2018年5月18日 (金)

慣れ。

いつも当店のブログをご覧いただきありがとうございます。
四代目、土井優慶です。

昨日出勤してくるとスタッフたちがタイムカードの打刻する機械の前でなにやら騒いでおるのです。

専務、タイムカードの機械、打刻できないです(涙)

当店ではスタッフたちの勤怠管理を今流行りのクラウドシステムで行っており、ICカードをかざすと自動的にネット上のシステムに記録されるのです。

そのデータは社労士の先生の事務所でも簡単に確認でき、給料計算も便利にできるというもの。

何やらそのシステムを提供している会社のサーバーに障害が発生したらしく、サイトにもアクセスできないし打刻も出来ない。

やれやれ、困ったなぁ。

とりあえず障害からも回復し、無事に使えることを確認して事なきを得ましたが。

人間っていつの間にか時代の進化に慣れてしまって、いざというときに何にもできなくなるんだなぁと痛感。

当たり前のようにスマホがあり、ネットがあり、PCがあり。

10年も前にはスマホなんてなく、みんなガラケー。
20年前はピーガガガとネットにつなぐにも高額な接続料。
30年前はパソコンなんて大手企業の電算室にしかなかった。

でも今はどれも当たり前。
高かった機器も安価になり、誰もが手に入れることができる。

すごいすごいと大騒ぎしていたのに、いつの間にか意識しなくとも操作できるほどに、日常に溶け込んでしまう。

ある日突然、それが使えなくなったら??
きっと世の中大混乱するんだろうな。

もしも映画ダイハード40のようなサイバーテロが起きたら、世界がいとも簡単に原始時代に逆戻り。

私たちもLINEやFacebookのようなネット上の繋がりで、いとも簡単に誰とでも連絡が取れてしまう。

だからケータイやポケベルが無かった時代のように、待ち合わせで相手が来なくて心配することもない。

ワクワク、ドキドキすることもない。

あ、私はポケベル世代ではないですが(笑)。

便利になってそれに慣れていつの間にかそれが無きゃ生きていけないようになってしまったんだなぁ。

世の中が便利になっても、人間っぽさを忘れないでいたい。
ネットで連絡が取れていても、久に会えば胸が高鳴り、年一回届く年賀状を見る喜びも忘れたくない。

そんなことをいう私もネットを使って皆さんに今週入荷したお酒のお知らせ。

ああ、矛盾(笑)。

でも便利なものは便利に使っていいと思うのだけど、人間的な繋がりとか喜びとか、そういうのを無くしたくない。

結局、便利になればなるほど、いつか原点回帰して直接的な関わりを大切にしていくことになりそうな気がしませんか。

だから私たちもオンラインショップではなく、実店舗にこだわる。

せっかく農家さんが苦労して米を作り、蔵元が命を賭して造ったお酒だからこそ、私たちも出来る限りその情熱や想いを手から手へ伝えられたらいいな、と思うのです。

人間臭い飲み物だから、私たちも直接顔を合わせて販売したい。

このお酒は地方発送できませんとお電話でのご注文でもお断りをすることも多いのですが、距離や時間の制約が無ければ、ぜひともご来店いただいてアレコレお話ししながらお酒を選んでほしい。

北海道ではあまりにも距離と時間の制約が大きいので、少しでも足を運んでもらえる理由になればと、こうしてブログを更新しているのです。

だから、私たちが使っているブログやLINEはあくまでも実店舗の補助にしかすぎません。

いくらキレイな写真を撮っても、詳しく味の説明を書いても、目の前で一生懸命説明する店員さんから見聞きするほうが何十倍も伝わってくるはず。

百聞は一見に如かず

これだけ日本酒がブームだと騒がれていても、毎年何件もの酒蔵が倒産している。

酒屋だって有名な銘柄を扱っているだけでは生き残れない時代になるかもしれない。

長い時間かけて築き上げられたものだって、きちんと魅力を伝えねば、いとも簡単に無くなってしまう。

関係あるのかはわかりませんが、首都圏の酒屋さんも実店舗を改装して来店型にしたり、オンラインショップを閉鎖したりしているようです。

私たち土井商店も、スタッフ全員でお酒の伝道師として精一杯魅力を伝え続けます。

そんなことを感じた出来事でした。
ちゃんちゃん。

それでは毎週恒例のアレの前に。

さんざんネットは便利だけどあくまで補助的と言いつつ、当店公式Instagramの紹介です(苦笑)。

弊社スタッフが色不定期で紹介しているInstagramですが、おかげさまで900人超のフォロワーが!!
本当にありがとうございます。

商品のアイテム数が多く、なかなかブログだけでは案内しきれていないのが現状です。ブログではご案内していないお酒やワイン、そのほかの食品や雑貨など、色とご案内しています。

現在は当店オススメワインを月替わりでMonthlyPickUpが開催中!

インスタグラムでしかご案内していないキャンペーンや数量限定販売の告知などもありますので、是非Instagramものぞいてみてくださいね。

土井商店公式Instagramはこちら

アプリInstagramをお持ちの方はdoisakeで検索!

ハッシュタグ土井商店でも探せます!

ワインの無料試飲会、実施します。
念願のワイン試飲会の開催が決定。

去年の秋にはまんさくの花の試飲会を行い大変ご好評でしたが、今回は初の試みワインの無料試飲会です。

もう何十年も前からお取引いただいているワインの輸入元インポーターからアドバイザーとして鈴木歩美さんをお招き。

インポーターさんでも私たちみたいな酒類専門店での試飲会はないようで、面白くなりそうな予感。

普段は日本酒!
ワインはなかなか飲む機会がない!なんて方でもお気軽にご来店ください。

今回の試飲会のテーマは初夏のこんな日に飲みたいワイン!!

GreatWineGreatTime〜いいワインでいい時間を〜

北海道もようやく少し暖かくなり、
外でバーベキューがしたい!
夏の暑い日にすっきりとしたものを飲みたい!
など夏らしい季節になってきます。

今回の試飲会では、そんな夏を最大限に楽しめるピッタリなワインをご紹介させていただきます!

普段自宅用にはなかなか買えない5000円クラスのワインも無料で試飲いただけます。

日時は5月26日(土)14〜18時!

ご予約不要、お誘いあわせの上どうぞご来店ください

未成年者ドライバーさんはご遠慮ください。飲酒運転は法律で禁止されております。飲酒運転、ダメ、絶対!!

あくまで試飲ですので、酔う為の提供はいたしません。お客様の状況によっては試飲をお断りする場合もございます。
さて、今週も入荷してきたお酒のご紹介です。

ただ華やかなだけではありません。
(写真左より)
醸し人九平次(かもしびとくへいじ)純米大吟醸山田錦50
愛知県萬乗醸造
ここ1〜2年は需要と供給のバランスが整い、店頭でも本数制限をせずに販売が出来ている醸し人九平次。よくこのお酒を表現する時には白ワインのような〜というフレーズを使ってしまいがちだが、元有名になったきかっけがフランスの三ツ星レストランで、定番ワインリストにオンリストされた唯一の日本酒として名が広まったことが由来。それまでの日本酒では表現されていなかった酸味を巧みに表現し、本場の美食家たちをも魅了した銘柄。こちらはラインナップ中で最もベーシックなものとなる定番酒。酒米山田錦を使い、香りは上品で熟した果実のよう、味わいは余韻に効かせた上質な酸味と力強く広がる旨み。わずかに感じる甘みは余韻まで長く続き、特別感あふれる一本。他純米大吟醸雄町50彼の地ヒューマン別誂黒田庄に生まれてなど在庫あり。本数が極端に多くなければ、地方発送も可能。
18L4241円/720ml2145円

まんさくの花美郷(みさと)純米吟醸生原酒
秋田県日の丸醸造
GW中にラベルデザインのかわいらしさから、特に若い方から引き合いが多かったのがコレ。3つの可愛らしい模様はスマホなどのアイコンをイメージしたアイコニックと呼ばれるデザイン。こちらは次期後継者である佐藤氏が、若い方には手に取ってもらうことからスタートせねばという思いから、あえて筆字や銘柄名に重きを置かなかったのだそう。酒米には秋田県開発の美郷錦。ここ数年秋田の酒が注目され始め、この米の存在自体が知られ始めているが栽培も難しく、なかなか広まらなかったという過去を持つ。だからこそこの米を大切にしたいという現社長の想いを強く引き継いだ一本。香りはふわりと鼻の奥に広がり、甘さを連想する優雅さがある。なめらかでゆっくりと広がる旨みは柔らかな甘みを伴い、余韻まで長く続く。極端な派手さではなく、雪国美人のような奥ゆかしい華やかさ。若い方にだけウケる味わいなのではなく、往年の日本酒ファンにもその美味しさは伝わっているようで飲食店さんからのリピートも多い。年齢問わず、そして酒歴の有無を問わず楽しんでいただけるので、是非一度お試しいただきたい一本。
18L3456円/720ml1782円

ちえびじん特別純米備前雄町生
大分県中野酒造
華やかなお酒といえば最近はこの蔵のお酒も名前が挙がってくるようになった。北海道では2件の酒屋しか取り扱いが無いらしく、まだまだ知られてこそいないものの、一度飲んだ方はフルーティで美味しいと嬉しい反応が多いちえびじん。こちらは先週も登場した限定品ここ数年でビギナーさんからもこの酒米の名前を聞くようになった酒米雄町を使用した。メタリックなラベルにビックリするかもしれないが、味わいは正統派。香りはまろやかな甘みを連想するが比較的落ち着いたもの、雄町の特徴である広がりのある旨み、わずかにトロミを連想させる甘み、ボリューム感もあるのだが余韻はあくまで軽やか、いつまでも甘さが残らず心地よい。甘いお酒は飽きてしまうそう考える方も多いし、そういう系統のお酒も確かにあるが、こういうバランス感覚の優れるタイプは意外にも長ーく楽しめてしまうのに驚く。利き酒した時はジンギスカンに合わせてああいう甘辛系の肉料理にもきちんとマッチ、是非お試しを。
18L3132円/720ml1620円

新政(あらまさ)瑠璃(らぴすらずり)
秋田県新政酒造
最近お問い合わせの多いお酒の一つであり、圧倒的な人気度から入荷してもすぐに売り切れてしまうのが心苦しいのだが秋田県の先進気鋭の後継者が醸す新政の定番酒の一つ。このカラーリングが施されたシリーズは使用する酒造好適米の種類と味わいを色で表現したカラーシリーズ。この青色はラピスラズリと名付けられ、酒米美山錦を使用したもの。香りは熟す前のマスカットを彷彿とさせる爽やかなもの、口に含むとジュワっと広がる甘酸っぱさそれこそ甘さを抑えた白ブドウジュースを含んだかと錯覚するほど。しかし甘さは控えめなため、非常に軽快でアクセントに効いた酸味がキュッと味わいを引き締め、何杯でも飲めてしまう。もともとこの蔵のお酒は出来上がりのアルコール度数を15度に設定、つまり水を加えて度数を調整しない原酒なので、軽やかだが満足度の高い飲み口になっている。派手なだけがフルーティではないと、体感できる一本。他秋桜(コスモス)720ml3500円も入荷済み。
720mlのみ1860円

新政は大変な人気商品ですが、ある程度の入荷数量が見込めるためお一人様併せて2本まで。ただしNo6をはじめ、数量が少ない限定品に関しては、その種類だけは1本とさせていただきます。地方発送不可、お取り置き不可。

ロ万(ろまん)純米吟醸一回火入れ
福島県花泉酒造
前回のブログでは5月の限定品である皐ロ万(さつきろまん)を紹介、現在も絶賛発売中。もちろん限定品はそれはそれで美味しいのだが、定番酒も美味しいのがこの蔵の良いところ。蔵のトップである星氏は元は後継者でもなくただの社員だったが、蔵の廃業を考えていた前社長に掛け合い、自ら株を買い取ってオーナーとなった驚きの経歴。そのエピソードだけでも面白いのだが、この蔵のお酒を確固たるものにしているのがもち米を使った四段仕込み。この製法により柔らかな甘みとフワッと消失するキレを表現。こちらはその最もベーシックな定番酒。香りは穏やかながらもわずかな甘みを連想、口に含むとその舌触りの柔らかさと角のないまろやかな甘みに驚く。甘味はどこか和菓子のようで、余韻はあっけないほどフワッと消える。これにハマる方が多いらしく、今なお定番酒も限定酒も引き合いの声が多い。海の幸よりも山の幸豚肉、味噌、山菜などとも相性が良いので、春の山菜やウドの酢味噌和え、豚の味噌焼きなどと合わせて楽しんでほしい。
18L2931円/720ml1471円
爽やかな初夏のスタートを。
(写真左より)
天青(てんせい)夏純米吟醸純米吟醸熊本9号酵母
神奈川県熊澤酒造
つい日本酒とは関係のないものばかりをイメージしてしまう湘南の酒蔵。いまでこそ当たり前のように夏酒という言葉があるが、元はこの蔵が軽やかで爽やかに楽しめる夏向けの酒をと発売したのがきっかけで、それが全国に広まったいわばこのお酒が元祖夏酒ともいえる限定品。熊本9号酵母とは香露(こうろ)という銘柄を造る熊本の酒蔵から採取され広まった清酒用の酵母。非常に爽やかな香りが特徴的で、以前はよく鑑評会などコンテスト用のお酒にも使われていたもの(今でも使われることが多い)。香りは僅かにラムネや青リンゴを思わせ、口に含むとまず味わいの柔らかさを感じ、その旨みは透明感と軽やかさを感じることができる。しかし程よく旨みもあり、余韻のキレも健在。このタッチの軽さは確かに天青らしい心地よいもの。料理ならさっぱりとしたものきゅうりとタコの梅肉和え、中華サラダ、豚しゃぶなど。味の濃いものに走りがちな夏を、まずはこういうライトな味わいのお酒と料理で試してほしい。
18L2970円/720ml1674円

白老(はくろう)夏の純米吟醸純米吟醸うすにごり生
愛知県澤田酒造
先月から皆様にパワープッシュしている愛知県白老の夏の限定品。当然ここ北海道ではまだまだ知られていないお酒ではあるが、ここ数年でちらりと名を見かけるようになってきており、成長目覚ましい蔵の一つ。何とも清しいラベルデザインが薄青のボトルに映える見た目からも既に涼やかで夏らしい。香りは青メロンやバナナ系の香り、オリをしっかりと混ぜてから飲むと、ほんのわずかに溶け残っているガスがチリチリと舌の上を刺激。オリのきめ細かさからくるシルキーな舌触りと、角のない滑らかな甘み。余韻は甘みが残るのかと思いきや、スッと消えてしまうのでベタベタと残らず心地よい。私たちですら夏酒サッパリ辛口とイメージすることが多いが、甘味があるのに爽やかというのが意表を突かれたようで面白い。
18L3240円/720ml1620円

天吹(あまぶき)夏色(なついろ)大吟醸
佐賀県天吹酒造
毎年夏が近くなると、モザイク状のカラフルなラベルが店頭にお目見えする天吹が夏に向けてリリースする限定品。モザイク状に夏らしい色味が散りばめられたラベルが清しい。こちらは暑い夏に楽しんでもらいたいというコンセプトから、敢えて醸造アルコールを添加して造られる大吟醸でリリース。香りは華やか、アルコール添加タイプらしいサッパリとした口当たりの中に、果実系の酸味で引き締められた上品な旨み。キリリと冷やせば余韻にキレの良さが生まれ、やや冷えで飲むと旨みが口いっぱいにふわりと広がる。最初はしっかり冷やして、しかし室温に馴染んでも美味しいと二度嬉しい。大吟醸といえば高価な酒というイメージが強いが、この価格でこの旨さが楽しめるのも嬉しい。若い方やビギナーの方でも美味しく飲めるので、是非お気に入りの料理やおつまみと一緒に楽しんでほしい。
18L3456円/720ml1728円
今年もこの季節がやってきた!!
(写真左より)
百十郎(ひゃくじゅうろう)青波(ブルーウェーブ)純米吟醸
岐阜県林本店
真っ青な歌舞伎の化粧のイラストがひときわ目を引く百十郎の限定品。今年はもう一つ夏酒がリリースされる予定だが、こちらは昨年も大好評だった一本。見た目の涼やかさは勿論、味わいでも清涼感ある仕上がり。香りは端正でほのかに香る爽やかなもの、清らかですっきりとした飲み口の中にタイトでキレイな旨みが詰まっている。ボリューム感もちょうどよくサッパリとしており、余韻のキレの良さも更なる爽やかさを表現している。しっかり冷やすとボリューム感がより抑えられるので、脂っこい料理外焼き肉のシーンにも活躍しそう。普段の晩酌にも使えるほどに手頃な価格なので、キュウリの漬物や冷奴、枝豆など手軽なおつまみとも楽しめる。
18L2592円/720ml1404円

天狗舞(てんぐまい)涼吟(りょうぎん)純米大吟醸
石川県車多酒造
こちらも毎年の好評の夏酒の一つ。石川県の老舗蔵でありながらも、こうした季節商品を大切にする姿勢が飲み手に嬉しい天狗舞の限定品。同じ蔵からリリースされる夏酒が2種あるが、それぞれコンセプトが異なるこちらは辛さで清涼感を求めるのではなく、辛さを抑えて飲み口のスッキリ感で夏らしさを演出。香りは涼やかで極端に華やかなものではなく、滑らかで引っ掛かりのない旨み、穏やかな辛さ、余韻もスッキリとしており飲み込んだ後にも爽やかさが続く。穏やかな味わいを求める方にピッタリの一本。個性が強くない和食などとも相性が良いため、飲食店オーナーさんにも是非お試しいただきたい。料理には、揚げ出し豆腐や海老しんじょう、刺身や煮魚など味わいの濃い料理よりも淡白であっさりしたもののほうが相性が良い。
18L3672円/720ml1836円

うごのつき涼風(りょうふう)純米吟醸
広島県相原酒造
こちらも毎年恒例の夏酒。先日ブログでご案内した雨後の月ブラックムーンも大好評で完売寸前、こちらは夏向けとして涼やかなデザインと味わいに設計したもの。香りは見た目通り涼やかでほのかなもの、口に含むと柔らかくしっとりと広がる旨み、端正で雑味のない味わいで余韻も透明感がありスッキリとしている。もともと広島の酒蔵は軟水で仕込むことが多く、味わいの柔らかさは他県と比べても特に強く感じられる。そのため夏濃い味の料理と連想しがちだが、さっぱりとした料理の方が相性が良い。個人的には塩の焼き鳥や酢の物、タコの和風カルパッチョ、薬味を効かせた冷奴などに合わせたい。
18L3024円/720ml1512円

小左衛門(こざえもん)夏吟(なつぎん)純米吟醸
岐阜県中島醸造
こちらも毎年大好評な夏季限定酒。最近はブレンド酒や搾り方の違いなどを巧みに使い分け、また一段と面白いラインナップになっている小左衛門の夏酒。やはり暑い夏を爽やかに過ごせるよう、デザイン味わいを設計したもの。他と大きく異なるのは味わいのバランス。他の蔵はスッキリ感や辛さで夏らしさを演出するが、こちらは香り、旨み、酸味、余韻のバランスに優れる。香りは穏やかだが甘みと酸味のある果実のよう、口に含むと柔らかでハツラツとした旨み、わずかに感じる辛さや酸味、軽やかに消える余韻。料理との相性はもちろんだが、単体でも楽しめてしまうほどのバランス感覚がすごい。クドさもなく余韻も軽快なので、スイスイと飲める魅力がある。しっかり冷やせばより爽快に、やや冷えではふわりと広がる旨さが楽しめる。
18L3294円/720ml1674円

富久長(ふくちょう)辛口夏吟醸プラス(からくちなつぎんじょうぷらすえっくす)吟醸
広島県今田酒造本店
ここ数年でさらに酒質が向上し、その柔らかくも生き生きとした味わいにファンが多い広島県富久長の限定品。サブタイトルには辛口の二文字こちらの夏酒は透明感のある味わいと凛とした辛さで爽快に楽しめるタイプ。封を切ると穏やかで上品な印象を受ける香り、口に含むとフレッシュでシャープな辛さがストレートに流れ込むが、味わい自体は柔らかさを感じられ、余韻にはキレのよさが活きる。旨みは程よいボリュームむしろ最近の傾向では少なく感じるくらいだが、この柔らかい舌触りがどこかシャープさの中にも優しさを垣間見せてくれる。旨みが少ないというと水っぽいと勘違いされがちだが、あくまでもそこは富久長しっとりとした質感で気分爽快に飲める。夏野菜のラタトゥイユ、白身魚のマリネ、焼きナス冷やしトマトに酢を効かせたドレッシング、のようなシンプルな味わいにも合わせたい。
18L2780円/720ml1389円

何事も甘いだけじゃダメなんです。
(写真左より)
白老(はくろう)ハゼラベル辛口特別純米
愛知県澤田酒造
先月より新規取り扱いスタートしている愛知県白老から、夏向けの辛口酒としてユニークなラベルのお酒が入荷。何匹かのハゼが泳いでいる姿をちぎり絵で表したラベルなかなかこういうラベルを見たことがないので私も初めてラベルを見たときにはちょっと戸惑った(笑)。酒米には五百万石を使用。香りは落ち着いたもの、口に含むとキリッと引き締まった味わいの中に輪郭のはっきりした旨みがわずかに感じ取れる。余韻まで続く辛さはシャープだが、どこか親しみやすいもの。愛知らしく濃い味の料理地も相性がよく、豚肉の味噌漬け、照り焼きのようなものや、鶏ささみの大葉梅肉和え、キュウリのたたきなどシンプルなものに。リーズナブルなので晩酌用にも。
18L2560円/720ml1285円

天狗舞(てんぐまい)超辛純米酒
石川県車多酒造
石川県の老舗蔵が毎年リリースしている大好評の夏酒。2種のラインナップがあるが、こちらはスカッと爽快な辛さで涼やかな味わいを表現した。夏スッキリ辛口という方程式は他の蔵も続とリリースしているのだが、かつては山廃造りで名を馳せた老舗蔵がこうした季節限定品を出すこと自体が珍しく、その味わいのレベルの高さからも毎年リピートの多い一本。香りはいたって穏やか、極端な華やかさはなく落ち着いた印象。口に含むとストレートな辛さと力強い旨みが舌の上にグッと広がり、インパクト十分。ドライでシャープな辛さは余韻まで続くも、あくまで爽快感を重視しておりキレよく消えてしまう。毎年おススメしているのは、キンキンに冷やして焼き肉と合わせる楽しみ方。肉の脂をスッと流し込んでしまう喉ごしも楽しめる口当たりがよいので飲み過ぎ注意!
18L2592円/720ml1296円

倭姫(やまとひめ)純米吟醸無濾過生原酒
奈良県今西清兵衛商店
2月ほど前にブログでご案内した倭姫もともとは春鹿という日本名門酒会(若い方は知らないかな?)に加盟している酒屋しか取り扱えない銘柄を造っていた蔵だったが、蔵の生き残りをかけてこの別の銘柄を立ち上げた。おかげさまでリピートも多く、純米大吟醸はあっという間に完売。こちらは蔵の営業さんからこんなのもありますとご案内いただいたものなので、当店新入荷。黒っぽいラベルの中心には女性のイラストなかなか可愛らしいラベルだが、お酒自体は辛口。香りは控えめだが爽やかな印象があり、口に含むとまずは辛さが一番最初に感じられ、飲み応え満点の旨みがグッと口いっぱいに広がる。フルーティなタイプではないが、余韻に感じる酸味はわずかに青い果実のようで、後味はキレイにまとまっている。決して線の細いヤワな味わいではなく、むしろ豪快な印象さえ受ける辛口酒。海のものにも合いそうだが、むしろ山の幸しかも鶏肉ではなく豚肉、しっかりと塩分がきいた食べ物との相性がよさそう。ある程度、色なお酒を楽しんだ方にはおお、こういうのは久!と納得して飲んでいただけるはず。
18L2916円/720ml1458円

英君(えいくん)緑の英君純米吟醸五百万石火入れ
静岡県英君酒造
2月頃よりお取引スタートしている静岡の注目酒の定番酒。ここ数月で当店のラインナップも一段と増えてなかなか紹介することが出来ずにいたが、辛口のオススメと言われたときには必ずおススメしている自信作。酒米には五百万石いうカチッとした味わいになりやすいタイプの米を使用しており、この蔵のテイストとマッチしており特徴が非常によく表現されている。香りは青い果実のよう青肉メロンや若いバナナを連想するもので、最近流行りのタイプとは違い磯自慢のような静岡らしい香り。口に含むと硬質で輪郭のはっきりした旨み、ラムネやトニックウォーターのような爽やかな余韻を感じることができる。辛さの程度でいえば中程度なのだが、余韻のキレイさによって清しい飲み口が楽しめる。合わせる料理には比較的あっさりした料理塩系の焼き物、かき揚げに塩を合わせて、キノコの土瓶蒸しのような出汁系にも合いそうなので、和食系を得意とする飲食店さんにもお使いいただきたい一本。
18L3240円/720mlは欠品中

英君(えいくん)袋吊り(ふくろづり)しずく特別純米誉富士(ほまれふじ)
静岡県英君酒造
静岡といえば当店なら磯自慢開運中屋と辛口好きのお客様からは特に人気の銘柄を輩出している県だが、この地域は他の酒処とは違った特異な味わい静岡型吟醸と呼ばれ、県で開発した酵母を使用してメロンやバナナのような香りと甘みは控えめでキレイな味わいのお酒が多く、流行りのフルーティ系とは若干ニュアンスが異なる。このお酒は素晴らしい出来ながらも、続と入荷してきた新商品のせいですっかり影が薄くなってしまっていた限定品(笑)。蔵からはスーパーエースと絶賛する、県内産の酒米誉富士を使用したお酒。労力と手間暇がかかる代わりにピュアで曇りない味わいが表現できる袋吊りと呼ばれる手法で搾られた贅沢品。青肉メロンのような青さの残る果実系の香り決して派手ではないが穏やかに香り、キュッと引き締まった辛口の味わいの中に、この米の持つしっとりとした旨みが凝縮。確かに苦みやエグミといったマイナス要素の味わいは感じられず、ハイレベルの味わいしかし純米酒らしい飲み応えもある。天ぷらかまぼこを生姜醤油で、かき揚げ、天ぷらなどを天つゆで不思議と和食の揚げ物に合わせたくなる。
18L3240円/720ml1620円
もっしもっしカメよ〜亀さんよ〜
(写真左より)
まんさくの花亀ゴールド純米大吟醸生原酒
秋田県日の丸醸造
昨年の移転オープンの際にお買い求めいただいたお客様からいつ入るの?とお問い合わせを頂くまんさくの花の限定品。そんなにも印象的だったのかと昨年飲んでみたが、非常にまろやかでイヤ味も雑味も微塵も感じさせない素晴らしい仕上がりこれはリピートしたくなるのが分かる、と納得してしまった。今年も晴れてリリースされたが、原料である亀の尾米が確保できず、大幅な生産減となった。そのため後ほど紹介する亀ラベルも同じ原料米を使用しているため、一部の酒屋にしか案内が送られていない希少酒になっている。コチラは平常の亀ラベルを販売している上位の極僅かの酒屋にしか案内されない超限定品。珍しく亀三兄弟が揃ったので最後の紹介。香りしっとりと上品に広がり、ふわりと口いっぱいに広がる旨みは柔らかく極上の飲み心地。余韻も長く、いつまでも楽しんでいたくなるほど見事。
18L4266円/720mlは完売

まんさくの花生もと亀ラベル純米吟醸一度火入れ原酒一年熟成
秋田県日の丸醸造
まんさくの花の社長さんが直筆でササっと書いたと言われている亀ラベルだが、何種類かアレンジがなされたものが存在し、コチラは今年新発売になった限定品。微笑んだ亀と甲羅にちょこんと乗ったウサギのイラストがなんともコミカルなデザイン。こちらは生もと造りと呼ばれる伝統的な日本酒の製法を踏襲した一本で、天然の乳酸菌の力を借りて醸す製法で醸した。しかも秋田で行われているのはプロペラを付けたドリルを使って秋田流〜と呼ばれている特殊なもの。そうして造られたお酒を蔵の冷蔵庫で一年ほど熟成させてからリリースした。前回のブログでも紹介したのだが、亀が3匹並ぶ姿はなかなかに壮観だったので改めてご案内。香りは落ち着いたもので華やかな印象はなく、酒米亀の尾らしい端正で柔らかな印象。しかし、熟成期間を経て味わいの角が取れ、まろやかで幅のある旨みがゆっくりと広がる。甘みは感じられるが、フルーティなものではなくやや芯のある味わい。開封したばかりよりも数日経過後、冷えている状態よりもやや常温に近いほうが広がりをはっきり感じられるので試してほしい。生もとといえばひと昔前の骨太でがっちりしたイメージが強いが、このお酒のよ\xA4
Δ暴世蕕ǂ嘈萁澆笋垢ぅ織ぅ廚眩鈇┐討④討い襦C兇里茲Δ淵織ぅ廚ⅴイ④癖鈇砲呂④辰繁魦④靴討い燭世韻襪呂此I畸覆凌Ë遒吠造嵶鼠鈇塙腓錣擦導擇靴爐函\xA3
18L3564円/720ml1836円

まんさくの花亀ラベル純米吟醸生原酒
秋田県日の丸醸造
この蔵の亀の尾を使ったお酒を語る上では絶対に欠かすことのできない一本がコチラ。まんさくの花の亀ストーリーはここから始まった、ともいえる代表作。ラベルはよくみると甲羅の模様が米となっているそんなチャーミングな隠しネタも。毎年2回、春と秋に発売されているが上位店にだけ案内されるこの亀ラベルは今年はいよいよ米が少なかったのか、担当さんから案内文を作成するほどの量が無いんですとお電話を頂いたもの。春バージョンは生原酒つまり加水してアルコール度数を調整せず酵母や酵素を死滅させない状態でリリース。香りは柔らかな印象を感じるしっとりとしたもの、口に含むとまだ味わい自体が若く、その分フレッシュな舌触りがある。程よいボリューム感の中には優しく広がる旨み、余韻までその滑らかな質感が続く。蔵元自らがうちの酒は半年でも寝かせると豹変するほどうまくなるとよく言うが、出来立てほやほやでもこの仕上がり秋バージョンにも期待したいが、いかんせん数も少ないらしく当店入荷分も一回限り自宅の冷蔵庫で寝かせて見たり、他の2種と飲み比べしてみるのも面白い。
18L3456円/720ml1814円
スピード感で勝負です。
(写真左より)
鳳凰美田(ほうおうびでん)WINE-CELL(わいんせる)純米吟醸
栃木県小林酒造
香り高く、ジューシーなお酒を醸す栃木県鳳凰美田の限定品の中で、一際異色な存在感を放つ人気酒がコチラ。実はこのお酒、フランスのワイナリーから譲り受けたワイン酵母で仕込んだもので、非常に競争率の高い限定品の一つ。元は日本酒の新たな味わいや在り方を模索して造られたものだったが、すっかりファンの間で人気になってしまい不定期ではあるがリリースされている。前もって希望数量をFAXするのだが、人気が高すぎて数量調整になりいつも僅かしか入荷してこないが、今回入荷分はありがたいことに今までで最も多いありがたい。上品で気品ある香り、艶っぽくなんとも優雅な甘みや爽やかな酸味。鳳凰美田が好きな私も、初めて飲んだ時には日本酒とは似ても似つかない極上の味わいに惚れぼれしてしまったせっかく楽しむならワイングラスで雰囲気から楽しみたい。入荷数量はある程度確保しているがやはり全国的に人気であることや、当店のお客様にも出来る限り楽しんでいただきたいため、お一人様1本のみ購入可能。店頭販売のみ(お取り置き、地方発送不可)とさせていただきます。
18L3672円/720ml1944円

清泉(きよいずみ)亀の翁三年熟成(かめのおさんねんじゅくせい)純米大吟醸
新潟県久須美酒造
テレビドラマ夏子の酒の舞台となった新潟県久須美酒造の逸品。かつては絶滅寸前だった米亀の尾を復活させて仕込んだ、緑色の箱の亀の翁純米大吟醸は往年の日本酒ファンの間では幻の酒として知られている。こちらはそのお酒を3年間蔵の中で熟成させた超限定品。こういった限定品は同じ蔵の他の商品の取扱数量によって、蔵から割当数量が決められてしまうので欲しくとも手に入らない酒屋さんも多い。そのため、お得意さんにのみご案内して先頭に一切陳列しないお店もあるほど。2年ほど前にワインの世界的評論家ロバートパーカーJrの設立した格付企業が、日本酒を数百種類集め、それらを利き酒して点数化。その数百の中で最高得点に輝いたものがまさにコレ。極めて数量が少なく、私たちも利き酒できず。店頭販売のみ、お一人様1本のみ購入可能(取り置き不可)。
720mlのみ4629円

新政(あらまさ)No6S-typeEssence(なんばーしっくすえすたいぷえっせんす)
秋田県新政酒造
もう何度となく人気の〜と表現してきて、そろそろ私も最適な言葉が選べなくなっている秋田の新政(笑)。その人気たるや、札幌の取扱店では発売日に朝から並ぶ方もいるとかで、当店にご来店されるとこんなにたくさんあるんですか?!と興奮気味の方も多いそれでもやはりこの人気シリーズNo6はあっという間に完売してしまうのだが。そのNo6の限定品で、圧力をかけずにお酒を採取する無圧取り(むあつどり)に名付けられるのがEssenceという肩書。お酒に対するダメージが最小限で済むように740mlという瓶詰めギリギリの容量でリリースしているこのシリーズ(唯一の生酒)で、さらにお酒にストレスを与えないために圧をかけずに一滴一滴丁寧に搾る技法を使う飲んだ方からはうまく表現できないけど本当に美味しいとコメントされることが多い。非常に少ない本数しか採取できないので、毎回入荷してくるとは限らず、ビンの首にはその希少性を物語るシリアルナンバー入りのタグが掛かっている。私も飲んだことはあるが語るよりも自身の舌で味わってほしい。写真には載っていませんがNo6X-type740ml3000円
も本日入荷、同時に店頭販売開始です。
740mlのみ2500円

新政は大変な人気商品ですが、ある程度の入荷数量が見込めるためお一人様併せて2本まで。ただしNo6をはじめ、数量が少ない限定品に関しては、その種類だけは1本とさせていただきます。地方発送不可、お取り置き不可。

田酒(でんしゅ)特別純米
青森県西田酒造店
前回ブログでご案内した田酒だが、飲み比べセットは既に完売あとはこの特別純米720mlのみが在庫あり。毎日のように電話でもお問い合わせをいただくのだが、こちらは毎月入荷してくる特別純米という最もベーシックな純米酒。美瑛の時には18Lサイズの販売をしていたが、移転後はお求めの方が極端に増え、出来る限り多くの方に楽しんでいただきたいので、昨年10月から全て720mlサイズに振り替えて店頭販売。数百本単位で並ぶので、お試しいただける機会も増えた。香りは穏やかな中にふわりと漂う上品なもの、純米酒らしい豊かな旨みがしっかりと溶け込み、一口飲むたびに品格のある味わいが楽しめる。さらなる酒質向上を目指して、今年から一回火入れ瓶貯蔵に変更されておりキャップには要冷蔵の文字が追記されている。大変な人気酒のため、店頭販売のみ(お取り置き不可)、お一人様1本のみ購入可能。
720mlのみ1469円
以上です。

今回ご案内したお酒は、一部を除き、地方発送でもお買い求めいただけます。

地方発送ご希望のお客様はお電話0166-60-6066)、もしくはFAX0166-60-6077)にてご注文下さい。

地方発送はクロネコヤマト代引き便で発送。
道内送料1300円程度(代引き手数料含む)。
当日14時までのご注文で最短翌日到着可能です。
時間指定日付指定も承りますのでご注文時にお申し付けください。

飲食店さまには仕入れ負担軽減のため、送料のお値引きが適用になりますので、是非本数をまとめてご注文下さい(詳細はお電話にて)。
ずいぶんと穏やかな春の日。
GWの疲れもそろそろ癒えたころ。
連休中に飲み過ぎてしまった方も、そろそろアレコレ飲みたくなることかもしれません。

今週末も当店には美味しいお酒がアレコレ到着済み。
是非、今宵も美味しいお酒でゆっくりとお過ごしください。

どうぞよろしくお願いいたします。

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〜創業87年の全国希少銘酒専門店〜

酒正株土井商店

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また店頭販売だけでなく、地方発送も承っております。
お気軽にお問い合わせください一部商品を除く。

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TEL:0166-60-6066
FAX:0166-60-6077

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